白羊宮(はくようきゅう)のシンボル(x)は、春の訪れを知らせる芽・二葉と、羊(弾力性をもつ羊毛)です。また、火星を守護星とするため、生存競争に負けない強靭な体力と新しい道を切り開く「開拓精神と勇気」を備えています。 実際、仕事、学業、恋愛に対しては積極的な姿勢と非常な情熱を示しますが、どちらかといえば所有や応用するより地位やものの獲得に喜びを感じるタイプですから、感情の火(情熱)が燃え尽きると、新たな道・分野(獲物)をさがし始める自分勝手な面もみられます。良くも悪くも「きわめて活発」な自己中心性は、悪意なき無邪気さが共存しているものと解釈してもよいかと思います。ただ、思い立った事をすぐ実行しなければ気が済まない性分ですから、前後の状況をよく見極めず早まった判断・行動をすると攻撃性(喧嘩)へと発展する可能性がでてきます。から、この点は注意が必要です。できれば、ヨガや合気道などで気持ちのゆとりをもたせるとよいでしょう。いずれにしても、子供(若年者)の独立を尊重する教育熱心な白羊宮ですから、生活の面倒や成長(鍛え上げてくれる)を見届けるよき教師、コーチ(指導的立場)として人気を博する可能性があります。
金牛宮(きんぎゅうきゅう)のシンボル(c)は、草花の成長(五月祭や端午の節句)をあらわしています。ゼウスの愛する王女”エウロペ”を、誘拐する為に変身した白い牛です。大地でのんびりと草をはむ牛のように牧歌的(穏やかで善良な)なイメージを宿してますが、良く食べ、遊び、働くというよりも、そうした美味しい生活を手に入れる為、がむしゃらに働くタイプです。金牛宮の守護星は、天秤宮と共有する金星ですが、どちらかといえば後者は抽象的(外観的)な美で、前者(牡牛)は、五官を満たす(実感がわく)現実的(物質的)な美を司ります。ですから、堅実な手段(物事を重視する)で着実に野望を果たす傾向にあります。融通性はありませんが、納得の行く目標に対しては忍耐強く向かって行く優れた現実感覚の持ち主なので、よく人の信頼を得ます。ただ、金星の影響から現実主義の経済人として生きるよりも、弾力性のある信念と大自然の恵みを受けつつ、創造的な人生を送る人も多いようです。このような風流な一面も備えているので、名より実をとるばかりでなく、情緒面での育成として秘めた才能を発揮すれば、発展につながります。
双児宮(そうじきゅう)のシンボル(v)は、ギリシャ神話でおなじみの上昇と下降の双方向を示すカストルとポラックスです。「富は得たが人生の楽しみは得られず」_「二兎(にと)を追う者は一兎をも得ず」。つまり公私にわたって多様性を求めるサインですから、二兎を追うことが出来ないと欲求不満に陥る器用貧乏の特徴をあらわしています。双児宮の守護星は、合理性や順応性に機敏さが加わる水星ですから、コミュニケーションや情報収集を得意とします。ただ、一定の集中力に欠けるので、自己満足の領域だけに終わる傾向がみられます。さらに、他人の話や状況を、把握しないまま吹聴する癖があるので「いい加減な人」だと評価されることも少なくありません。言い方をかえれば、興味の対象や交際範囲があまりにも多岐にわたると、貴重な時間を雑多なイベントだけに浪費することになります。これでは才能を充分に発揮できないまま一生を過ごすことになりかねません。いずれにしても、見るもの全てが珍しく映る原始人的好奇心を備えていますから、何にでも興味を惹かれ物まねが得意です。双子座の赤ちゃんは早い時期におしゃべりを始め、手に触れる全てのものを手で調べたがります。学校では多弁で一時もじっとしていられない(悪く言えば注意力散漫)生徒ですから、頻繁に先生を困らせる可能性がでてきます。ただし、集中力さえ養えば好奇心が向学心へと改善されますから、若年期のうちに興味の対象をできるだけ少数に絞る習慣をつけるとよいでしょう。
巨蟹宮(きょかいきゅう)のシンボルは、流動的な感情の渦(b)と月が及ぼす引力で排卵を行なうザリガニです。正確には地球上の全生命の繁殖を見守る月が守護星です。巨蟹宮は、この”生物独特”の影響を受けますから、感受性が強く繊細です。”防衛心”をあらわす蟹の甲羅は、見知らぬ外部との接触を断絶する防壁です。言いかたをかえれば、傷つくことから身を守る縄張りであるといえます。男女かかわらず世話好きで、家庭の雰囲気をとても大事にしますから、訪問者(とくに親しい人)に対しては、手厚いもてなし・歓待するでしょう。ただし、幼い頃、両親から十分なスキンシップが得られなかった場合は、過去の不安(恐怖心)と傷が、思春期において一気に吹き荒れる(報復的感情をむきだしにする)可能性がでてきますから、この点は注意が必要です。 波風に似た感情の起伏と偏見、そして、消極的で内気な面を改善すれば、天性の直感力、洞察力、感性が、芸術やビジネスで発揮できるでしょう。母性本能を司る。
獅子宮のシンボル(n)は、卵子と結合して個体となる精子、ライオンは、百獣の王。そして守護星は、自己の光(生命の火)を強める太陽です。たとえば大器晩成型の摩羯宮は、権威・地位に向けて徐々に力をつけてゆきますが、今を生きる獅子宮の人力と気高さは、生来(生まれたときから備わっている)の才華です。カメラを向けると、タレント気取りよろしく大胆なポーズをとりますから、嫌でもついひきつけられてしまう「存在感」豊かな人なのです。この傾向(豪胆さ)は、比較的幼ないうちからあらわれますので、どこへいっても大勢の注目を集めるでしょう。獅子宮のから、気高く寛大な心の持ち主ではあるのですが、自分自身を引き立てる光に酔いしれる「うぬぼれ屋」でもあります。ですから自尊心を傷付けられたり注目の的が他に行くと、ふてくされてしまう子供じみたところがあります。たとえば、注目が一寸でも失われると大声を張り上げて、その場の中心を取り戻そうとするのです。つまり世の中の全てが自分中心に動いていると、勘違いする傾向にあるということです。子供のうちの(ある程度の)わがままは、何とか許せますが、この行為をいつまでも放任すると成長過程で、厄介な自尊心や利己心をはぐくんでしまう可能性がでてきます。わがままぶり(利己心)を自覚させるには、両親の偽りのない愛_いってみれば躾(道徳教育)が、重要な鍵となりますが、もし両親の愛や理解が得られないと、他人の立場をまったく考えないエゴイスト(利己主義)と化する恐れがあります。
天蠍宮(てんかっきゅう)のシンボル(C)は刺されれば命を奪われる”死”、つまり一度は崩壊しても春になると再び復活する無限性をあらわしています。季節で言えば収穫を終え、春の復活まで諸聖人たちが冥界の大王のもとで暮らすハローウィンです。(日本じゅうの神がみが出雲に集まる神無月の頃)。古代密教では、土から再生した永遠不滅の”不死鳥”がシンボルでした。めざとく獲物を捕らえ地上高く滑空するイーグルです。天蝎宮は、水のサインの感受性に守護星の冥王星特異の洞察力が加わわりますから、他人の考えや行動(隠匿や秘密)を思慮深く冷静に見抜きます。こので何事においても全身全霊(精神的にも肉体的にも消耗するまで)で立ち向います。態度や見かけはタフでも、実際は、最も敏感で傷つきやすい性格ですから、他人から欺かれた時やストレスが限界に達すると、火山のマグマのごとく感情を一気に噴出させます。ただ環境の変化や休養によって、再び平静と活気を取り戻す特異(リサイクル・不滅・∞)なサインです。輪廻転生、超能力といった超自然学や超神秘学の探求を好むいっぽう、他人の心を支配する、嫉妬、報復的な怒り・激情となって表れがちです。 地獄光景さながらの危機に陥れる前に、感情の均衡を養なう必要があります。
摩羯宮(まかっきゅう)のシンボル(B)は、夜が最も長い冬至から春(豊富)へと向かう天の南・天頂、つまり先見の明を示しています。山頂を目指して用心深く(身体をいたわりながら)、またねばり強く登る「山羊」の姿からうかがえます。守護星は時間と空間を抜け目なく予測する時の神(クロノス)土星ですから、明日あさっての事より未来(最高峰)に向かって我慢強く、努力を注ぐ発達した精神の持ち主です。言い方をかえれば、石橋を叩きながら忍耐と努力でトップの座を獲得するタイプです。ただ、それだけの度量と創造力をそなえているにもかかわらず、心配性で自発性に欠けるため、往々にして、宝の持ち腐れと化してしまいます。土星が与える有用性を大いに利用しなければ、単調で事務的な人生になってしまいます。とはいえ、どの分野においても一流を好む人ですから、自ら進んで(努力と忍耐で)不安を乗越えれば、よき経営者(幹部)として名声と人望を集めるでしょう。女性は骨格のしっかりとした古風な美人が多く、愛情面では官能的です。