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神話と伝説
人間はそれぞれの意識や感情に応じた世界観を創造する。人の心に住む魂は、どこから来てどこへ行くのか、また、何の目的で地上界(地球)に飛来してきたのでしょうか?
神話や伝説は、古人が残してくれた大いなる遺産です。占星術_ホロスコープリーディングの目的は、自分自身の世界観、すなわち心の内を映し出す時の鏡です。魂の存在や天意を忘れてしまった”人”が、無事に自我の光がみつけられるように残してくれた古来からの知恵です。
ナザレのイエス、弘法大師空海、大天使ミカエルに出会ったモハメッドなど、世界中の聖人達は、モーゼと同じ道を辿っています。
主は火、茨、稲妻、雷鳴を通じてモーゼに語りかけた。人の精神には、寒、暖、温、湿の性質をもった八百万の神々が宿ってます。ですから、人間の心は、あるときは淡々と冷たく、あるときは湿っぽく泣き愚痴をこぼします。このように寓話、神話、伝説の多くは、人間の抽象的な深層意識を、印象深く大衆に訴えています。
神話や伝説にみる妖精たち
聖書を含む神話や寓話には多くの知恵が封印されています。クレタ王のミノスのために造ったラビリンス(迷路)は、感覚器官だけはとらえられない人間の複雑怪奇の精神構造をあらわした話です。ですから、聖典、神話、寓話、伝説の根本的要素さえ理解すれば、心の謎が解けます。たとえば、半神半人や半人半獣(半魚)は、人間の本性と神聖(精神性)の象徴です。自分自身の行動を統括できるほどの高い精神力をもちながらも、外部の刺激に応じて多様に変化する本性の両極を備えているということです。とりわけ、英雄物語や神話にみる様々な戦いは、常に降りかかる危険や困難に屈することなく信念を貫き通した、いわゆる人間のもつ精神力の強さを褒め称えたストーリーです。
神話や伝説には太陽と月を中心に7天体の性質を率直に描いた話が数多くあります。たとえば、人の未来を知る太陽の化身アポロンの場合は、個々の生命の火・自己性をあらわしています。生命の存在は曖昧ですが、この火・光が真実を語っています。このアポロンを正しく理解すれば(自己の存在が何であるか覚れば)救われますが、光の存在を無視すると、身を滅ぼすことになります。いっぽう、森や山の住民を守る月の女神アルテミス(ダイアナ)は、人間が情念だけに捕らわれないように、また、感情・感覚の大義にそそのかされて、純粋な理性の道をふみはずさないよう、常に人間を守ってくれる女神です。このようにアポロンからは自我性、アルテミスからは感情の多様性が理解できます。
アポロンの化身_デュオニソスは、最高の狂気であり知恵を授けてくれますが、とりつかれると気分が高揚し、理性を失う_つまり主体となる自我は、外界の刺激や置かれた状況を抵抗の無い形で受け入れますから、魔物に心を奪われると善悪の判断がつかなくなります。勝利や歓喜、またワインや甘美な音楽・舞踊に酔いしれると一時は、世俗の煩わしさを忘れてしまいます。実際、肉体をもたない意識は、空間を自由自在に行き交うことができるからです。ただ、魔物はこのような心の隙や油断をねらって待ち構えています。
12宮の性質(感覚)
寓話や伝説における国、山、丘、島、森、川、海、水は、人体や人の心をつくる四大元素をあらわします。
人間の内にある神聖な魂をけがす獣、爬虫類、魚達は、太陽、および月の位相によって知られる多重の意識を擬人化した内面の姿です。
人間は人生を通して様々な神に出会います。冷酷無残の「欲の神」、「富める神」、人間の感情を高揚させ抑制する神ありと、人間は世界のあらゆる場所に住む八百万の神々と空間を共にしています。これは万物に備わる永久不変の真理です。
神は神経系統の構造・性質や人体、およびそのフレーム(骨体)や内蔵、毛髪、体内の液体・髄液などの象徴ですから、その存在を悟らないかぎり、星たちは何もかたらないでしょう。
中央の柱は生命の木、二つの枝は善悪を知る木として割り当てた「アダムとイブ」の寓話は、錬金術の「ヘルメスの結婚」、つまり宇宙と個我の確立を説いています。エデンの園の蛇は、男女存在の原因であって、林檎は生殖の過程・創造の知恵をあらわしています。アダムのリンゴ_ADAM'S APPLEは、その言霊を反映させる喉仏ですが、善悪を知る木は男女両極をもちますから、二人が不均衡だと滅びる危険にあります。
心霊と宇宙
オーストリアの霊学者_シュタイナーは、「進化を遂げられなかった」今日の哺乳・高等動物は、次第に退化し、そして、今日の動物が過去の人間の姿ではなく、地球に残った存在が、動物的感覚だけを残して進化の能力を受け継ぐことになったのであると、解いています。人間は、トロヤ戦争(ギリシャ神話)の結果を受け入れることになりましたが、月の悪い部分(リリス・ルシファー)の強い力にとらえられ、自我は霧の(アストラル体)海に封じ込められた・・・と述べています。
自我神の呼び名やルックスは、文化の違いによって異なりますが、アフラマツダ、クリシュナ、キリストは、自らの存在を血液の流れの中で表わしています。それというのも血液にかかわる火や熱は、太古の土星の火の名残りであり、「四大元素」における自我の表現をあらわれだからです。
たとえば、血液中の鉄分は土星紀、太陽紀、月紀に受け取った要素で、月の放出後に火星が地球を通過したときに残していった成分です。
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